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ソリューション | Total Enterprise Virtualization (TEV)

■ 様々なレイヤーでのインフラ仮想化
現在、インフラの様々なレイヤーで仮想化ソリューションが提供されています。仮想化はサーバを中心に、新しいインフラの運用・管理方法としてトレンドとなってきています。
仮想化の基本となる技術は、本来ライフサイクルの違うハードウェアとシステム(ソフトウェア)を分離する事で、ハードウェアとシステムの依存関係を無くしてしまうことです。この技術により、本来専用的に使っていたハードウェアを仮想的に複数のシステムで利用する事が可能になります。また、リソースの有効活用、レガシーシステムの延命、ハードウェアに依存しない柔軟な管理をメリットとして提供する事も可能になります。
ところが、インフラの一部のレイヤーのみを仮想化しても、他部分にハードウェア依存が残っていると、ハードウェアとシステムを完全に分離する事が困難になってしまいます。
例えば、サーバの仮想化環境で、外付けのディスクアレイを構成している場合、ストレージハードウェアに物理依存が残ってしまい、サーバ仮想化のメリットは半減してしまいます。
そこで、データコア・ソフトウェアでは、インフラの一部だけではなく全体を仮想化する「Total Enterprise Virtualization (TEV)」という仮想化モデルを提唱しています。

▲ Total Enterprise Virtualization (TEV) イメージ
■ 従来のインフラ運用と、TEVのインフラ運用の比較
従来のインフラでは、インフラ上の個々の要素の中でオープン化が進んでいます。しかし、ハードウェアはそれぞれ専用的に使われていました。例えば、アプリケーションやサービスの提供にはサーバハードウェアを利用し、データの保存にはストレージハードウェアを利用するといった形です。このようなインフラの管理では、それぞれのハードウェアに依存して管理をする事が必要になります。つまりインフラの資産は、ソフトウェアやシステムより早く老朽化するハードウェアと一体となっているのです。

▲ 従来のインフラ運用
一方、TEVのインフラ運用では、IAサーバという汎用的なハードウェアにソフトウェアをインストールするだけで、インフラ上の様々な要素を仮想化して提供することが可能になります。例えば、IAサーバにサーバ仮想化ソフトをインストールすればサーバインフラになり、IAサーバにストレージ仮想化ソフト「SANsymphony」や「SANmelody」をインストールすればストレージインフラになります。IAサーバという汎用的なハードウェアプラットフォームを利用し仮想化を行う事で、インフラは完全にハードウェア依存から解き放たれます。つまり、インフラの資産は、老朽化するハードウェアではなく、老朽化しないソフトウェア(仮想のインフラ)上にシフトします。
更に、IAサーバが共通プラットフォームなので、その時々のシステムの状況や要件にあわせて、配置を変えたり拡張したりすることが容易になります。ある役割で、不要となったサーバは、インフラの他所で活用する事ができ、投資を無駄なく使う事が可能となるのです。インフラ全体を仮想化しハードウェアの依存を全く無くしたオープンで柔軟性の高い「TEV」は、ITインフラの運用・管理を全く新しく変える仮想化モデルです。

▲ Total Enterprise Virtualizationのインフラ運用
■ 今後の仮想化のトレンド
データコアでは、インフラの仮想化は世界的に次のステップに入ったと考えています。従来の単純な物理ノード削減やリソース有効活用といった観点だけではなく、仮想インフラならではの柔軟な管理や運用性に注目が移ってきています。そういった仮想化のメリットは、全てのハードウェアへの依存を無くす事で生まれてきます。
TEVはハードウェアとソフトウェアを完全に分離する事で、インフラ仮想化のメリットを最大限に引き出す事から、今後の仮想化のトレンドに完璧にマッチしている仮想化モデルと言えるでしょう。インフラが老朽化して融通のきかないハードウェアに縛られる時代は、もう終わったのです。
■ Total Enterprise Virtualization (TEV)の特徴
○専用ハードウェアを利用せず、IAサーバとソフトウェアのみで構成する完全にオープンな仮想インフラです。
○IAサーバという汎用的な共通プラットフォームを使用し、ソフトウェアを変える事でインフラ上の様々や役割を担う事が可能になります。
○ソフトウェア(システム)とハードウェアを完全に切り離し、自由で柔軟性が高く統一されたインフラ運用が可能になります。
○老朽化するハードウェアのリプレースや、ハードウェア自身のトラブルやメンテナンスがシステムに与える影響を最小限に留める事が可能になります。
○共通のハードウェアプラットフォームは、システムの状況や要件に応じて自由に配置を変える事ができます。そのため、投資を無駄にしません。
○従来のハードウェアに依存したインフラ運用や管理を全く変える仮想化モデルです。使い続けるソフトウェアでインフラの運用・管理を行う事で、インフラの価値は老朽化するハードウェアからソフトウェアに移ります。
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